拝殿
市杵嶋神社
神輿蔵
手洗鉢
由緒・沿革

 【由緒】
 天忍穂耳命より市杵嶋比賣命に至る八柱の神々は、天照大御神の御子にして八王子又初王子とも云い、天忍穂耳命は皇孫邇邇藝命(ににぎのみこと)の御父神で、御弟神と共に国造りを行い、三女神は海上を主宰り航海安全の神として崇敬され、殊に市杵嶋比賣命は、皇孫邇邇藝命を立派に成育され給いし神により、子供の守護神として崇敬されています。
 恵比須大神は福徳神、菅原道真公は学問の神であります。
 当社は、平安時代熊野信仰の盛んとなった頃に、熊野権現を御祭神とする王子社が多く創建されました。当社も元は八王子社と云い、この頃の庶民の熊野が八王子を勧請してお祀りしたのが起源であろうと推察されます。そして天正13年豊臣秀吉の根来征伐で社殿が焼失し、その後天下統一後に社殿が再建され桃山建築の様式を伝え現在に至っています。

【御祭神】
 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
 天之菩卑能命(あめのほひのみこと)
 天津日子根命(あまつひこねのみこと)
 活津日子根命(いくつひこねのみこと)
 熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)
 多紀理比賣命(たきりひめのみこと)
 多岐都比賣命(たきづひめのみこと)
 市杵嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)
            以上を八王子と云う
 恵比須大神(えびすおおかみ)
 菅原道真公(すがわらみちざねこう)
 神倭磐余彦命(かみやまといわれひこのみこと)[神武天皇]

◎所 在 地  泉南市樽井5丁目11番9号  
◎例    祭  10月第二土・日
◎宮入やぐら  宮元講獅子講戎福中講濱中講

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