春日神社 御祭神:武甕槌命、齋主神、天兒屋根命、大日霊貴命
合祀されている境内神社
稲荷神社 御祭神:保食神
多聞天神社 御祭神:大山祇命
日向神社 御祭神:太田命
厳島神社 御祭神:市杵島姫命
神馬
社務所

 【由緒】
春日神社は、東方字秋の山にあり、祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)・齋主神(いわいぬしのかみ)・天兒屋根命(あめのこやねのみこと)・大日霊貴命(おおひるめむちのみこと)を祀れり。萬歳記に依れば、宝亀年間吉見小佐治が來住し此の地を開発して、一村を為したる時、其の祖春日大明神を勧請せしものなりと云う。明治5年村社に列し、同40年11月10日字稲荷の村社稲荷神社・字南出の同厳島神社・字毘沙門の無格社多聞天神社・字東出の同日向神社・字北濱出の同事代主神社・字大將軍山の同大將軍神社及び大字嘉祥寺字村端の同八坂神社を合祀し、同42年10月神餞幣畠料供進社に指定せらる。往時にありては北方田尻川の南岸より、加太街道の東に沿いて南に亘れる一万七千余坪の境内なりしが、元禄年間維持の困難なるに際し、領主に嘆願して岡部数馬に再建せられし時、境内除地の證として埋め置きしを、前年発掘したるに左記の文を鐫せり、其の境内の如何に廣かりしかを知るべし。然るに明治3年4月14日領主遠藤但馬守の江州三上より移りて陣屋を構うるに及び及び、其の六千坪内外を以て同敷地に充て、陣屋の廃せらるるに及び払下げられて民有となり、其の他の地所も亦漸次民有地に轉じければ、境内は減じて今の如く一千四百十三坪となりしも、其の一旦民有地となりし陣屋敷地の内約三千六百坪は寄付せられて境外社地に復せしかば、境内外を通じて約五千坪の社地となる。松樹鬱蒼として社頭を覆い、本殿・拝殿を存す。末社に若宮神社あり。氏地は本地一円。

【合祀されている神社】
稲荷神社   御祭神:保食神
厳島神社   御祭神:市杵島姫命
多聞天神社 御祭神:大山祇命
日向神社   御祭神:太田命
事代主神社 御祭神:八重事代主命
大將軍神社 御祭神:磐長姫命
八坂神社   御祭神:素戔嗚命

◎所 在 地   泉南郡田尻町吉見952
◎例    祭  10月第二土・日
◎宮入やぐら  吉見

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